尾山台駅周辺で初詣に行こうとするといくつかの神社や寺院が考えられますね。
今回は、初詣にお勧めの神社や寺院を紹介したいと思います。
玉川神社
等々力と尾山台の中間にあります。
文亀年間に世田谷城主・吉良頼康が紀州熊野より勧請したと伝えられ、元は熊野社と称したそうです。
明治5年に村社に列格し、明治40年には玉川神社と改称したようです。荘厳な本殿があり、新しい年の祈念をしたいですね。
宇佐神社
尾山台から環八を超えてロイヤルホストの坂を下った所にある小さな神社です。
歴史は古く、源頼義公が、永承六年安部一族定のために尾山の地に陣を張り勝利を誓い、そして康平五年(1063年)安部一族を平定し、ここに八幡社を建て神に勝利を報告し感謝したのが起りであると言われています。
小さな神社ですが、静かで落ち着きのある神社です。
等々力不動尊
環八を渡り、目黒通りを下ったところにあります。平安時代末期の創建とされる。文明2年(1470年)、吉良氏の祈願寺として世田谷城の出城、兎々呂城(とどろき)に再興され、天文年間に深現在地に移転されたそうです。
初詣がてら、等々力渓谷を散策してみるのもいいですね。
満願寺・等々力不動尊の公式サイト
九品仏浄真寺
尾山台の隣の駅、九品仏を降りてすぐの所にあります。
浄真寺の地は世田谷吉良氏系の奥沢城であり、小田原征伐後同城は廃城となりましたが、寛文5年(1675年)に当
地の名主七左衛門が寺地として貰い受け、延宝6年(1678年)、珂碩(かせき)が同地に浄真寺を開山したそうです。
九品仏とは、本堂と3つの阿弥陀堂、それぞれに3体合計9体安置されている阿弥陀如来像のことを指しています。
この9体はそれぞれ、上品上生(じょうぼんじょうしょう)からはじまり、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生という、極楽往生の9つの階層を表しています。
大晦日には除夜の鐘もつかれるみたいなので、行ってみるといいですね。
以上です。